エコビレッジ八ヶ岳 国際ミーティング 結果報告トップページ of 特定非営利活動法人えがおつなげて


5月31日、18時より、山梨県北杜市清里にある羽村市自然休暇村において、第1回となる『エコビレッジ八ヶ岳 国際ミーティング』が行われました。ここでは、当日のミーティングの模様をご紹介します。


5月31日、「エコビレッジ八ヶ岳 国際ミーティング」に先立ち、フィリピンのペネロペ・レイエスさん、アメリカのタムラ・トミアキさんの2名の国際ミーティングのゲストとともに、エコビレッジ八ヶ岳の資源を巡るスタディツアーを実施しました。

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2010年5月31日、この新たなエコビレッジのはじまりのイベントとして、「エコビレッジ八ヶ岳 国際ミーティング」を開催します。
国内外のゲスト、都市と地方、地域内外の住民が集まり、農山村から発信する新たなエコビレッジの可能性を語り合う場にしたいと思います。
また、当日は、八ヶ岳山麓の資源を体感する「エコビレッジ八ヶ岳 視察ツアー」も開催します。
新たな田園文化の創造に取り組む皆さま、元気のある農村を応援する皆さまのご参加を心からお待ちしています。



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 八ヶ岳山麓に位置する山梨県北杜市は、ゆたかな森林資源と3つの名水百選に代表される豊富な水資源に恵まれた自然豊かな地域です。また、日本一を誇る日照時間のもと、県内で最大の水田面積を有するなど、農業の盛んな地域でもあります。しかし、過疎・高齢化が進むなかで、農業や林業の担い手も少なくなり、遊休農地や空き家、整備されなくなった森林も目立つようになりました。

 このような遊休資源を活用すべく、「特定非営利活動法人えがおつなげて」では、都市から訪れるボランティアや企業の方々の協力のもと、限界集落となっていた北杜市増富地区の遊休農地3haを再生し、都市農村交流活動の拠点としてきました。しかし、北杜市内にはまだ700haを超える遊休農地が残されています。

 八ヶ岳山麓の豊かな資源、すなわち太陽光や河川、森林といった自然資源や、農地や空き家といった遊休資源を活用するために、私たちは八ヶ岳山麓の北杜市、さらには韮崎市を含む広大なエリアをひとつのエコビレッジとして、環境に負荷の少ない地域社会を作りたいと考えています。地域の文化、歴史、芸術を活かし、地域内外の人々の交流を活発にして、地域主体の元気な社会づくりを目指しています。